こんにちは、
アトリエRINGSの佐藤です。
本日は前回からの続きを
お話ししたいと思います。
通気性は断熱性能を左右する
一つ皆様に質問があるのですが…
真冬にナイロンのブルゾンと
ニットのブルゾンならどちらが
暖かいと思いますか?
…
「ナイロンの方が暖かいと思います。」
そうですよね。ナイロンの方が
ニットよりも暖かいと思います。
ですが、ニットの上か中にナイロンを着たら
もっと暖かいのではないでしょうか?
これは、住宅の断熱でもニットでも一緒で
通気性が良すぎると基準をクリアしても
寒いんです。
H11にあってH25で無くなった基準
実はH25基準、H11基準がスタート
した時にあったC値というものが
無くなってしまっているんです。
C値とは、隙間の大きさの数値なんですが
断熱性能を高めているのに、隙間をなくす
基準がなくなってしまったのです。
それでは、北風が吹く寒い日に
風を通すニットのブルゾンを着ているのと
同じになってしまいます。
ですので、家の断熱性能を高めるためには
家に隙間を作らないようにしないと
いけません。
これを「気密」と言います。
RINGSでは、北海道基準の断熱
プラス気密性を高めることを
基本に設計をしています。
以前設計、施工を担当した35坪の
住宅では、家全体でハガキ0.2枚分の
隙間で抑えられました。
形状なども影響してしまう数値ですが
隙間の無い家を建築する努力をします。
ホームページにC値の比較表を
掲載してますので、ぜひ参考に
してみてください。
https://a-rings.biz/identity.html
ページの「Air」をクリックすると
比較表が見れます。
それと、断熱性能も国のH25基準ではなく
もっと厳しい民間の基準もあります。
厳しい民間の基準
HEAT20:
http://www.heat20.jp/HEAT20_pamph16pall_A472.pdf
RINGSではお客様のご希望に応じ
HEAT20の「G2」グレードを
視野に入れた設計も行ないます。
次回から、住宅と健康について
お話していこうかと思っています。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
RINGS 佐藤
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