花粉症と互角の住宅アレルギー

こんにちは、
アトリエRINGSの佐藤です。

本日は、逸れてしまった話題を基に戻して
住宅と健康の関係についてお話ししたいと思います。

花粉症とシックハウス

アレルギーで一番有名なのが
スギ花粉のアレルギーです。

意外と知られていませんがスギ花粉と
同じ人数の患者さんがいる
と言われて
いるのは『住宅アレルギー』です。

住宅のアレルギーの一つ

「シックハウス」

という名前が1990年くらいから一気に
患者さんが増えたと言われています。

シックハウスとは何かといえば
家の中の空気の質の悪さが原因の
アレルギー
です。

一部では四日市喘息などに匹敵する
公害と言われるくらい、症状も人数も
増え続けていきました。

シックハウスの原因調査

2000年頃、集中的にシックハウスの
原因調査が行われました。そして、

2003年に、建築基準法の改正で
原因物質のホルムアルデヒド等の
低減が義務
付けられました。

その頃から、シックハウス関連の報道自体は
少なくなりましたが、一部の敏感な方たちは
未だ苦しんでいる実態
もあります。

住宅性能の向上=アレルギーの増加

住宅の気密性の向上が逆に

「ダニ、カビ」

などの微生物によるアレルギーや
喘息被害を増やして
しまいました。

昔の住宅は隙間があったので
家の中の湿気や化学物質などを勝手に
室外に放出できていました。

しかし、住宅の気密性が高まり室内の湿気など
の逃げ場がなくなる事でカビなどが発生
するようになってしまった事が原因
です。

ここまでのお話しだと・・・

家の性能を良くすれば、空気によって
健康へのリスクが高まる事になってしまいます。

ですが、家の性能を低くすれば、空気による
リスクは低減しますが、低温での健康リスクが
高まってしまいます。

実際、湿気や空気の流れを考えずに
設計施工した場合、同じように
健康へのリスクは高まる
と思います。

実際に私も改装工事の経験がありますが
90年代以降に建てられた住宅は壁の中や断熱材が
黒ずんでいる
ということもありました。

ですので、断熱・気密性を高めると同時に
空気の流れや湿気の管理もする必要が
必ずある
と考えます。

RINGSのシックハウス対策

RINGSではシックハウス対策の一つとして
自然素材の使用
を推奨しています。

また、カビやダニの対策として
湿度管理できる空間を創り出す事を
念頭においた設計
をしております。

ブログでは、表現しづらいので
もしご興味のある場合は、お気軽に
ご相談ください。

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最後までお読みいただき
ありがとうございました。

次回の住宅と健康の関係は、
一つお休み入れたいと思います。

RINGS佐藤

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