仙台市太白区M様邸:見えなくなるところにこそ断熱を その2

こんにちは、
アトリエRINGSの佐藤です。

本日は仙台市太白区のM様邸の
リノベーション工事について
お話しようと思います。

現在は2階部分を重点的に進めており
来週から壁の下地材を施工する予定です。

最近まで壁天井の断熱工事を行ってましたので、
そのレポートを更新したいと思います。

そもそも断熱材とは

壁の中の空気を動きにくくし、
熱の伝導を抑える為に施工する材料
です。

下の画像は築15年程度経過した建物の断熱施工
を撮影したものですが・・・

これでは壁の中の空気が動いてしまい建物内の
熱がどんどん外に逃げて
しまいます。

動かない空気は金属と比較すると
1万倍ほど断熱性能が良い
そうです。

ですので、壁の中の空気を動きにくくする為に
隙間なく断熱材を充填する必要があります。

RINGSでは断熱材に限らず、状況に応じて
臨機応変に対応させて頂きますが

M様邸では一般的な防湿フィルム一体型のもの
ではなくむき出しのグラスウールが最適と判断し
採用しました。

今回の工事では、解体できない下地がある事や
配線周辺の施工などを考慮した事が理由です。

話しは少々ずれますが
独立してから、現場で作業する頻度が極端に増えました。

作業してみて分かる事もあると思い、
自分で出来そうな事
積極的に挑戦しています。

断熱工事も一部、充填作業を行いました。

今回、私自身も施工してみて「隙間なく施工」する難しさを
痛感してまいりました。

簡単に職人さんにお願いしていた過去の私に
教えてあげたい・・・。そんな気持ちです。

この断熱材施工後は壁体内の結露を抑制する為
別貼りの防湿フィルムを施工します。

この防湿フィルム、建物の性能を表す指標の
『C値』という数値にも大きく影響
を及ぼします。

良い機会?ですので、次回はそのC値について
補足的なお話しをしようかと思います。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

RINGS 佐藤

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